おうちのリフォームや外壁工事などの期間、出入りする職人さんたちへのお茶出しって必要なのか、と悩んでいませんか?
実は仲介のメーカーさんや施工会社に確認すると、ほどんどの場合、必要ないと断られます。
なぜならそれは過去の状況が生んだ慣習だからです。
この記事ではリフォームや外壁工事中にお茶出しが必要なのかをお伝えします。
この記事を読むと工事期間中、どうしたらいいかの悩みがすっきり解決します。
結論としては、「お茶出しは不要」なのです。
職人さんへのお茶出しとは
そもそもお茶出しはなぜ始まったのでしょうか。
工事中の職人さんの多くは10時、お昼、15時などに休憩を取ることが多いようです。
この時間に、施主としては自分たちのために働いてくださっている皆さんに、お茶やお菓子を出しておもてなしした方が良いのではないかと悩んでしまいますよね。
かつては、それが一般的に行われていました。
それは、そのような工事が現在のように施工業者を介して依頼したものではなく、知り合いの大工さんや職人さん、または知り合いを通じて依頼した職人さんにお願いし、その方々をねぎらい、さらには工事を円滑に行ってもらったり、コミュニケーション手段としてお茶を出していたようです。
職人さんへのお茶出しは必要か?
しかし、近頃は共働き家庭や核家族が増え、日中家に誰かがいることが出来る家庭が少ないのが事実です。
リフォームならまだしも、新築で現場から離れて暮らしている場合はそちらに出向いて差し入れすることになりかねません。
しかし在宅しているのであれば、そばでリフォーム工事を行ってくれている職人さんたちとも顔を合わせますし、何もしないのも確かに気が引けます。
いくら施工業者に「お茶出しは不要」と断られていたとしても、せっかく工事をしてくださっているのに、ほんとに不要なのか?と不安になります。
職人さんへのお茶出し事情
我が家の場合
築27年になる我が家は2回目のリフォーム中です。
一度目は約10年ほど前、築15年の時に外壁リフォームなどを行いました。
この時は周囲からアドバイスされ、時期的にも春から夏にかけてだったので
クーラーボックスに飲み物を入れて「ご自由にどうぞ」みたいな感じで置いていました。
今回は2回目、浴室リフォーム中です。
今回の工期は約3週間の予定です。
工事の進行状況に応じてそれぞれ専門の職人さんが出入りします。
今回も、お茶出ししなきゃいけないと思うと気が重かったのは事実です。
日中は仕事で居ないので、前回同様「ご自由にどうぞ」とメモをして置いておけばいいと考えました。
季節は冬なので、そのままかご状のケースにペットボトルのお茶と、缶コーヒーを計5~6本置いておきました。
(ちなみに施工業者さんには特に相談はしませんでした)
1週間経過して誰も手を付けてくれないので本日撤去してみました!
日替わりで基礎工事屋さん、水道配管屋さん、大工さんたちがいらっしゃいました。今日は電気屋さんが来ました。
毎朝出勤までの間に、少し顔を合わせるだけで帰宅したときには工事は終わっています。
今後は内装やさん、浴室組み立て屋さん、清掃やさん…
素人なので分かりませんが、多様な職人さんが出入りするでしょう。
職人さんによっては、「この現場のお宅は、何も置いてないな」と思われる方もいるかもしれませんが…
手抜き工事されてしまうとか、ないのかな?
職人さんたちは、そんなことで手を抜いたりしません。
大体そんな職人さんなら施工業者さんからとっくに切られているでしょう。
質の悪い職人さんを扱っていると施工業者さんの口コミも悪くなるでしょうし、お互い死活問題です。
お茶出しされてもされていなくても、100%の技術を発揮していただけると信じて
安心して工事をお任せしましょう♡
実家の場合
余談ですが、この夏、自分の実家では外壁の上張りの工事をしていました。
その際、毎日家にいる実母は昔の慣習どおりのバリバリのお茶だしをしていたようです。
職人さんたちには毎日お茶出しをしなければならない、と言い切っていました。
一緒に買い物に行った時も、お茶菓子、ペットボトル飲料、アイスなど
好みのものを聞いてあるから、とか毎日同じものじゃ飽きるだろうから、と頭を抱えていました。
今の時代そこまでしなくていいんじゃない?と言っても全く聞く耳を持っていませんでした。
説得すればするほど私を失礼だと非難しました。
ご近所さんや知り合いも当然お茶出しをしていたらしいと断言していました。
母と同世代の方々だったのかもしれません。
このように、良かれと思って、常識だと思ってやっている人もいます。
工事は無事に完了しています(笑)
職人さんたち、ご迷惑だったかもしれません。
お付き合いいただきありがとうございました。
お茶出しはマナー遵守を
どうしても気が引けるという方は仕事の流れを邪魔することのないように、「ご自由にどうぞ」と置いておくのがいいと思います。
工事の現場はほこりもたつでしょうから汚れないように工夫が必要です。
我が家は初日、配管工事のため床下のコンクリートを粉砕していたのですが、恐ろしいくらいの粉塵が積もっていました。失敗です。
見るからに「作業中」に差し入れするお茶を持って行き、声を掛けて仕事の手を止めることのないようにしましょう。
休憩しているタイミングを見つけたらチャンスタイムですね♡
まとめ
結論としては
- 職人さんへのお茶出しは不要
- どうしてもしたい場合は職人さんの手を止めないように置いておくなどマナー遵守で
- 笑顔で挨拶♡適度なコミュニケーションで大丈夫
まだ我が家のリフォームは進行中です。
気づいたことがあったらまた追記しようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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